草履は少しかかとを出して履く?!
草履や雪駄はつま先と足の横にかかる鼻緒だけで支えて履いています。
かかとや足全体に重心を置ける靴とは異なり、つま先に近い位置に重心を置く必要があります。
そのため、足のサイズより大きい草履だと、かかとの部分を引きずってしまったり、かかとをパッカパッカ上下しながら履いている状態になりかねません。
また、そうならないように歩こうとすれば、支えているつま先に負担がかかり、すごく疲れてしまいます。
なので、足のサイズより少し小さい草履を履けば、こうした負担を防げるのです。
見た目にも粋に見えますし、つま先に重心が来るとハイヒールを履いているような状態で姿勢が良くなりますよ。
履いているうちに鼻緒がだんだん足の形にズレてきて、少し痛くなってきたら左右を入れ替えて履けば楽になります。
歩き方は基本的にすり足(足を高く上げないですっと前に出す)が良いです。
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